2021年07月31日
【サブカルblog】第1話「久方振りにアニメを見た」
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はじめまして
みなさん、こんばんは。大阪オトナのサブカルチャー学院 専属ライターの唐津です。
今回は、「久方振りにアニメを見た」というテーマで少し語らせていただこうと思います。
今後、不定期ですが自分が感じたこと、想いや感情が高ぶった時などに
あまり有意義ではない情報にはなりますが、気の向くまま発信させてもらいますのでよろしくお願いします。
さて。ヤマトやガンダムを見てきた世代にとっては
エヴァが限界なのか、最近の御新規アニメには大きく思い入れがなく、
なにを見ても作りの甘さが目に付いたりどこかで見た何かの二番煎じに感じてしまったり、
出来が良くてもカルトやマニアな一定層受けなスマッシュヒット止まり感が否めない作品に思ってしまい
(ジャパニメーションは分化が激しくなかなか大きなうねりにならなくなってきているのかな?)とも思っていた。
とは言えTVアニメのヒットを受けての映画化も多いし、
何と言っても昨今は鬼滅の刃があった。アニメ自体は賑わっているのである。
ただ、そんな中、筆者の心を捉えたのは転スラだ。
転スラ。
正しくは、【転生したらスライムだった件】という。
ここ十年程の新しいファンタジーの潮流と云えばやはり異世界転生モノなのだ。
兎に角いろんな人やいろんなものが次々に様々な世界に跳んで行き時に大活躍したり時に大暴れしたりしている。
そして、このジャンルはファンタジー界のエルドラドなのかと思うほど素晴らしい才能が次々に芽吹いてる。
物凄いスピードと数で作品を増やしているこのジャンルだが、この異世界転生モノの中でもとりわけの逸品、
ド直球にしてど真ん中、王道にして正道、元祖にして真祖とも云える大作アニメが転スラだろう。
何がそんなにいいのか?
今時、恥ずかしいぐらいの、でも昔から変わる事のない胸の空くような勧善懲悪展開なのだ。
それが見ている側の願い通り、いや願いを上回るストーリーが、抜群のスピード感をもって展開されていくのだ。
ともすればこの手の王道勧善懲悪モノは単調さと幼稚さに陥りやすいものだが
こいつはそれがなく見ていて楽しいし絶妙に幼稚さはない。
まあ中二病モノだなんて一括りにされやすいジャンルだが、これを楽しめなくなったら
もうファンタジーが無理だろうな。
歴戦の貴兄方にとっては、新たな世界に想像して自己投影して没入していく
そんな脳作業が弱まっているかどうかの指標にもなるのがこのアニメだと思う。
異世界転生にも様々なディープさがありこの作品で異世界転生モノの楽しさがわかったら
より自分の嗜好にマッチした作品を探すのがいいと思うのだが、
色々見てきた筆者には今のところこの転スラこそが最大マスを狙える4番打者的存在に思えるのだ。
ただ、今更告白するのも、なんだが、
原作も漫画版も派生作品も筆者はまだ見ていないのでその辺のアドバイスは是非とも受けたいし
この作品に対する異論がある御方の話も是非お伺いしたいと思っている今日この頃です。
それでは、また。